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2009年11月号vol.388

今月のタイムス
MONTHLY SPECIAL

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関塾
関塾 タイムス

Monthly Special



特集1




対象学年→
小4
小5
小5
中1
中2
中3
高1
高2
高3


みなさんが今、一生懸命に勉強していることは、中学や高校に進学するためだけ、というものでは決してありません。その先、学生を終えて社会人として世の中に旅立つとき、必ず役に立ちます。
今回の特集では、5つの項目に分けてさまざまな職業を紹介します。みなさんの将来像を少しでも確かなものにするためにも、じっくり読んでみてください。少しでも気になるものがあれば、それは心の隅でかまいませんから留めておいてくださいね。

毎年、あらゆる場で発表される人気職業ランキング。世相を映して珍しい職業がランクインすることや、スターの出現で一気にその知名度が上がった職業なんていうのもありますね。ここでは過去十数年にわたって常に上位に位置する、普遍的に人気の高い職業を紹介します。好感度ヨシ! 安定性ヨシ! これらの職に就けば、将来はバラ色まちがいナシ!?
グラフィックデザイナー
“見た目”がイチバン!?
広告やパッケージ、雑誌や書籍といった印刷物や、テレビCM、Webページなどの図案を作る職業です。グラフィックデザイナーは、その制作物が人々の印象に強く残るような仕上がりにするため、全体的なバランスから細かいところまでさまざまに工夫をこらしています。何気ないことにでも、自分なりのこだわりを持っている人には向いている職業といえますね。もちろんそれだけで成り立つわけではありません。依頼主の要望や企画の意図を汲み取る理解力、そしてできあがったものの宣伝効果、効果の根拠は、といったことまでしっかりと伝えられる説得力も大事な要素です。
  この職業を目指すなら、まずは美術・デザイン系の学校で専門的な分野を勉強することから始めましょう。就職先は、広告代理店やデザイン事務所、編集プロダクションなど。そこで数年勤めた後、独立して個人で仕事をする人が多いことも特徴として挙げられます。
保育士
子どもの成長を手助けします
保育園などで、0歳から小学校に入る前までの子どもたちを預かり、食事やトイレ、着替えなどの世話をしながら、親が働いている間に、面倒を見るのが保育士です。かといって、ただ子どもたちの生活の面倒を見るだけではありません。初めての集団生活に慣れさせたり、我慢やしつけを身につけさせることも大切な仕事内容です。
 相手は、大人たちによってどのようにでも育ってしまう幼い子どもたち。もちろん社会常識や善悪の判断もつきません。保育士には、そんな子どもたちの目線に立って親身に接することができる辛抱強さが必要です。しかしなによりも大事なことは「子どもが好き」であること。それさえあれば、苦労を感じることなく楽しく働けるでしょう。
医師
生命と健康のエキスパート!
私たちの体は、実はわからないことだらけです。医師はたくさんの知識と技術を身につけ、それを元に病気や怪我、精神的なストレスなどによる体と心の不調を診断、治療し、元の状態に戻すため最善の努力を施すことを使命とする職業です。
近年では、医療事故や医師の倫理観が社会問題として大きく取り上げられていることもあって、それだけに頭でっかちなだけではなく、新しい病気とその対処方法を積極的に吸収しようとする向上心、患者の気持ちにきちんと向き合える心優しい精神、病状をわかりやすく説明できる伝達能力なども必要とされています。また病院勤務者の不足や苛酷な労働環境など、彼らを取り巻く構造そのものが深刻な矛盾を抱えていることも忘れてはいけません。
理容師・美容師
技術とセンスで流行をつくる!
理容師・美容師になるためには、まず国家に認定された養成学校で基礎的な知識と技術を学びます。国家試験に合格し、免許を取得すれば理容師・美容師としての資格を手に入れられますが、この職業にとって大変なことはむしろそれからです。
理髪店や美容室に就職しても、最初の頃はシャンプーや店内の掃除など下働きばかり。業務時間が過ぎてからは先輩たちの指導の下、技術の練習を積まなければいけません。職人的な要素の強い仕事なので、経験に裏打ちされた確かな実力を認められるまでは、かなりの時間がかかるのです。ファッションやルックスに関する事柄は誰もがこだわりたいこと。それに携わり新たな流行を生み出せるこの仕事は、とてもやりがいのあるものです。
パイロット
翼を手にいれた人々
パイロットの仕事は、飛行機を操縦し、乗客と貨物を安全に目的地まで運ぶことです。パイロットになるためには、航空会社に入り、そこで訓練を受けるか、航空大学校で学ぶかの2通りの方法があります。人命を預かるうえ、小さなトラブルが大規模な事故につながる責任の大きな職業ですので、厳しく難しい訓練と勉強が必要です。身長や視力など身体的な条件も求められ、資格もたくさん取得しなければなりません。超えるべきハードルはたくさんありますが、大空を飛ぶというロマンあふれる職種だけに、夢を追う価値は十分にあるでしょう。
看護師
医師と患者をつなぐ名脇役
病院での業務、患者の治療はすでに紹介した医師だけで成り立つものではありません。医療行為をサポートし患者の日常をケアする看護師の存在は必要不可欠です。ときには経験の浅い医師にアドバイスすることもあります。医療に関する能力はもちろんのこと、緊急時にも動じない冷静な判断力と平常心、不安になっている患者の動揺を落ち着かせる慈愛の心と安心感、いつでも笑顔でいられる明るい性格や苛酷な勤務に耐えられる体力なども求められます。
看護師になるためには、まず看護系の大学や専門学校を卒業し、さらに国家試験を受けて資格を取得します。この試験は、先に述べた教育機関で学ぶ内容から出題されることが多いため、合格率が比較的高いといわれています。また、就職先は病院だけではなく、学校の保健室や高齢者の介護施設、リハビリセンターなど、多岐にわたることもこの仕事の特徴といえます。
難易度の高い国家資格を必要とする職業は、その名称に「士」の漢字がつくことが多くあります。この「士」という漢字は「侍(サムライ)」の意味を持つことから、これらの職業は総じて「士業(サムライギョウ)」と呼ばれます。ここではその特徴以外のものも含めて、資格取得までは困難でありながら獲得後は長期にわたって活用できる資格を持つ職業を紹介します。
司法書士
街の法律屋さん
例えば土地や建物、マンションなどを買ったときには不動産登記申請書の提出、会社を設立すれば商業登記申請書、裁判を起こすための告訴状など、暮らしの中で法律に基づいた手続きをしなければいけないときは誰にでも少なからずあります。このような法律の知識を必要とする作業を、人々に代わって行うことが司法書士の役割です。
司法書士の国家試験は弁護士になるための試験と同じくらい難しく、その合格率は5%以下ともいわれています。法律は生活全般に関わることなので、扱う範囲は広く机上の知識だけでまかないきれるものではありません。専門の勉強をすることはもちろん、すでに開業している司法書士事務所で働きながら実務経験を積むことも大切です。
税理士
税金問題のプロフェッショナル!
税金の計算はとても複雑で、専門的な知識が必要です。税務の専門家である税理士は、個人または企業の依頼を受けてそれらに関する相談にのり、税務署への申請書類を作成・提出する業務を行っています。お金の流れを知ることはその商売について詳しく知ることもにもつながるので、単なる事務作業だけではなく、経営全体のアドバイスを求められることも多くなっています。
税理士になるには、まず簿記の資格を手に入れること。この資格は「3級、2級…」と段階があるので、やさしいレベルなら高校生のときに挑戦してみるのもいいでしょう。そして次は税理士の国家試験です。合格後は、実際の業務を数年ほど経験し、日本税理士連合会に登録・入会してようやく税理士として活動できるようになります。
お金に関する法律は一定ではなく、国の状態や政府の方針によって常に変化します。そのため税理士には、新しい情報や変更点をいち早く知り、それに対応できる柔軟さと知識習得への意欲を持ち続けることが求められます。
国の税徴収の制度そのものがなくなることは、ほぼ考えられません。そして命、健康、人との信頼関係に次いで大切な財産(お金)に関することなので、その制度を単純にするわけにもいかず、どうしても慎重で難解な仕組みになってしまいます。このように考えれば、税理士はどのような時代であれ必要とされる職種といえるでしょう。
弁護士
真実と人権の守護者
弁護士は、社会で起きるさまざまなトラブルを司法の場で、あるいは当事者同士の間に立って解決し、依頼人の基本的な人権を守る法律のプロフェッショナルです。
裁判には、犯罪者を裁く刑事裁判と、金銭の貸し借りや離婚など個人間の問題を解決する民事裁判とがあり、現在では後者の民事裁判を主な活躍の場とする弁護士が多いといわれています。また社会が複雑化している現代では、企業に対して法律的なアドバイスを行う業務や他国との取引の際に発生する法律問題の調整、プロスポーツ選手の依頼を受けて母体企業との交渉窓口を担当したりと、裁判所以外でもその能力が求められています。
弁護士になるためにはまず司法試験に合格しなければなりません。司法試験は、平成18年から新司法試験への移行が進められており、新制度では、一次、二次、口述試験が廃止されています。また、受験の回数も5年間に3回という制限があり、何度も繰り返し挑戦し続けることが難しくなりました。合格後は、司法修習生として裁判官や検事を目指す人たちとともに一定期間、研修します。そして研修所で行われる最終試験に合格し、日本弁護士連合会に登録して初めて弁護士としての業務が行えるようになるのです。
司法試験は特に難易度の高い試験として有名です。不公平なことは見過ごせない、論理的な思考が得意、誰かと議論をたたかわせるのが好き、ものごとを客観的にバランス感覚を持って見ることができる、そんな資質が求められます。
建築士
一軒家から街づくりまで
建物をつくるときに設計図をつくり、それが実際に完成するまでを全体にわたって監督する、中心的な役割を果たす職業です。火事や地震に耐えられる安全性や、生活する上での使い勝手の良さはもちろんのこと、依頼人の希望に応じてデザインや構造も考えなければならず、幅広い視野と柔軟な発想力が求められる職種です。対象は一軒家やマンションだけではなく、学校、病院、さらには広大な範囲を活用した都市開発や街づくりにまで及びます。人々の財産を手がける重い責任があるので業務内容は厳しく、労働時間が不規則になることも少なくありません。しかし、完成した建物は長く目に見える形で残るだけに、とてもやりがいのある仕事といえるでしょう。
この仕事に就くには、学生時代に建築・土木系の分野を学び建築会社、建築設計事務所に就職、といった流れが一般的です。もちろん資格がなければ大成することはできません。資格には「木造建築士」、「二級建築士」、「一級建築士」などがあります。木造建築士、二級建築士は、扱える建物の高さや階数などに制限がありますが、一級建築士はほぼすべての建築物を扱えます。試験はかなりの難関ですが、建築に携わるうえで、仕事の幅が一気に広がるので、目指す価値は十分にある資格です。
外交官
日本代表、相手は世界だ!
日本を代表して、外国とのさまざまな約束事を取りまとめる職業です。海外の大使館などに勤め、その国に滞在する日本人の安全を守り、両国間の交流を深めて関係を良好に保つことが外交官に課せられた使命です。他にも、日本独自の文化や技術をその国に紹介したり、各国の政府関係者と幅広く意見交換し、情報を収集・分析すること、国際的なルールに関して日本としての対応を考えることなども大切な仕事です。
英語が使えることは必須条件で、それに加えて世界を見渡せる視野の広さ、外国の文化と生活習慣を素直に受け入れられる順応性が求められます。外交官になるためには国家公務員試験、または外務省専門職員採用試験に合格し、外務省の職員になる必要があります。
薬剤師
お薬の専門家
医師が作った処方箋に従って薬を調合し、その飲み方や注意事項を患者にわかりやすく伝えるのが薬剤師です。ただ薬を渡すだけではなく、患者の体質、これまでにかかった病気や飲んできた薬なども頭に入れ、その上で与える薬が適切かどうかを担当の医師と話し合うことも大切な役目です。
病院、薬局での勤務が一般的ですが、食品会社、化粧品会社で新製品の開発に携わる人もいます。また大学や製薬会社の研究機関で新薬の研究をしたり、国または都道府県の職員として水質・土壌調査を担う薬剤師もいます。この仕事に就くためには、薬科大学、総合大学の薬学部を経て国家試験を受験し、免許を取得しなければいけません。
公認会計士
公明正大がモットーです!
企業は、お金の出し入れが公正であることを証明するために外部から「監査」を受けなければなりません。これは法的に義務づけられており、その「監査」担当として認められている職業が公認会計士です。彼らは企業から依頼を受け、数字やデータをチェックし、その企業の会計が合法であることを証明するのです。また、その業務だけではなく、税理士と同じように経営方法について助言・指導を行ったり税務署へ届ける書類作成を代行する場合もあります。
  近年は、企業だけではなく地方自治体に対しても情報開示を求める動きが活発になっているので、この職業の需要はますます高まっていくでしょう。
初生ひな鑑別師
日本の精度は世界イチ!
生まれたばかりのニワトリのヒナ(ヒヨコ)がオスかメスかを判別する職業です。ニワトリは、卵を産むメスとそうでないオスとで飼育方法や餌の中身が異なります。効率よく育てるために早い段階で雌雄を見分けなければいけませんが、生まれたばかりの状態はその区別がとてもわかりにくいため、この初生ひな鑑別師という専門家が必要とされるのです。
この資格は海外にもありますが、日本の養成所を経た有資格者はその正確さが他の国の人たちと比べて飛びぬけて高く、また、養鶏は世界のいたるところで行われているので、日本人の初生ひな鑑別師は世界各国から引く手あまたの状況です。
ここでは、「じっと机に向かっているよりもキビキビと動いている方が性に合っている!」「考えるよりも先に体が動いてしまう!」なんて性格の人たちにお勧めしたい職業を紹介します。とはいっても、勉強がまったく必要ないわけではありません。どんな仕事であれ、知識は必要です。将来就く職業に必要じゃないからと学問をおろそかにすることなく、頭の使い方を鍛え、知識を使いこなせるよう、勉強に励んでくださいね。
消防士
危険を恐れず人命救助!
火災現場で消火活動を行い、人々の命と財産を守ること。それが消防士の仕事です。火事の通報を受ければ即座に出動、現場に駆けつけ火を消すために放水開始!逃げ遅れた人がいれば危険を顧みず炎の中に飛び込んで、熱と煙の中、救助活動を行う! 勇気と行動力が欠かせない職業です。消防士は火災以外にも、地震、噴火などの自然災害や海や山での大規模な事故現場においてもその能力を活かし、被害に遭った人々のために活躍します。防火対策を練ったり過去の事例から原因を研究したり、人々の意識を高めるために防災指導や避難訓練を実施することも大切な役目ですね。災害はいつ起こるか誰にもわかりません。予測できない「突然の出来事」に慌てることなく対応するため、消防士は日頃から訓練を行い体を鍛え、平常心を養っているのです。
そんな消防士になるためには、まず各地方自治体で行われる消防官採用試験を受けることから始まります。それに合格すると、次は消防学校。そこで知識と技術を身につけた後、各消防署に配属されます。
そこである程度の期間、実務経験を積み、消火活動を始め、山岳救助、水難救助、広報活動など、さらなる専門分野のエキスパートとしての道を歩くことになるのです。それぞれに研修がありますが、そこでは語学や化学などの学問からヘリコプターの操縦まで、あらゆるジャンルの技能と知識を身につけることができます。
登山家
大自然と向き合う孤高の人々
その名の通り「山」に「登」ることを職業とします。「世界一の山を踏破したい!」「多くの山に自分の足跡を残したい!」。そんな情熱を抑えられない人たちだからこそ、続けられる仕事です。「仕事」と言うよりも「夢」、「生き甲斐」といったほうが近いかもしれません。
実際、登山だけで生活が成り立っている登山家は皆無に近く、登山のガイド、インストラクター、専門用品店の経営などで収入を得ている場合がほとんどです。ただ、フランスでは登山ガイドを養成する国立機関があったり、スイスではプロの登山ガイドに国家資格が必要とされたりと、海外にはその評価が確立されている国もいくつかあります。
シューフィッター
シンデレラにもアドバイス!?
足と靴に関する専門的な知識を活かし、顧客が望む靴を選んだり体に負担のない歩き方をアドバイスしたりする仕事です。靴は毎日の生活に欠かせないものであり、歩き方は足だけではなく腰や背中など体のほかの部分にも影響を与えます。シューフィッターは人々のこういった悩みを解決し、より快適な生活を提供するための「靴の専門家」なのです。特別な資格がなくても靴の販売自体は可能ですが、「足と靴と健康協議会」が実施する認定試験に合格すれば、専門店やシューズメーカーなど活躍の場はより一層広がります。なお、認定試験には数年間の実務経験が必要です。
ホテルマン・ホテルウーマン
快適なサービスをお客様にお届け
ホテルで働く人々を総じて「ホテルマン・ホテルウーマン」と呼びます。利用客が気持ちよく過ごせるように配慮することが彼らの役目なので、いつも明るく前向きな性格と、細やかなところまで配慮できるサービス精神を持ち合わせている人には向いている職業でしょう。
担当する仕事内容によって、その呼び名も変わります。受付で鍵の受け渡しや料金の精算を行う人は「フロント」、玄関での送迎や案内を行う係りは「ドアマン」、宿泊客の荷物を運び部屋までの運搬を担う「ベルボーイ」、ホテル内のバーで働く「バーマン」などです。サービスは世界共通の仕事なので、確かな経験と語学力があれば海外で活躍することも夢ではありません。
獣医師
動物たちと話しちゃおう!
獣医師は動物専門のお医者さんです。動物たちの病気や怪我の治療をはじめ、予防注射や飼育、健康に関する相談への対応などが主な仕事内容です。獣医師は、診療する動物によって大きく次の2種類に分けられます。ひとつは犬、猫、鳥などのペットを対象にする小動物の専門医。もうひとつは馬や牛といった家畜の専門医です。家畜の専門医は出産の補助や衛生管理などを行う場合もあります。他にも動物園や水族館にいる展示動物を専門とする獣医師や競走馬を専門に診療する獣医師もいます。
この職業に就くためには、大学で6年間の獣医学過程を修了し、農林水産省が実施する獣医師国家試験に合格する必要があります。免許を取得した後は現場で研修医として活動をスタートさせるのですが、ペット専門医の場合は動物病院、家畜の専門医なら農業協同組合などの家畜診療所で働くのが一般的といわれています。言葉の通じない動物が相手ですから、知識と技術だけではなく、少しの変化も敏感に感じ取る洞察力、人間と同じように接することができる心の優しさなども求められます。そして動物が好きなこと、動物と同じような気持ちになれることも、忘れてはいけない大切な資質ですね。
料理人
おいしさと満足をご提供
西洋料理なら「シェフ」、和食なら「板前」、洋菓子専門なら「パティシエ」とジャンルによって呼び名はさまざまですが、この職に就いている人たちに共通していえることは「おいしいものをつくりたい!」この一点です。
食への欲求は誰もが持っていて、とどまることを知りません。そんな人々を満足させるために、料理人には創意工夫を惜しまない、飽くなき探究心が求められます。また飲食店では複数の客から数種類のオーダーを同時に受けることも当然のことなので、無駄なく効率よく動ける「段取り力」も求められます。職人的要素が強い仕事内容なので一人前と認められるにも時間がかかり、一生が修行といえるでしょう。
フライトアテンダント
空の旅をお楽しみください
フライト中の飛行機内で乗客たちに機内食を配ったりシートベルト装着の確認を行ったり、離陸から着陸まで機内全体の安全とサービスを担う職業です。フライト前にはパイロットと入念に打ち合わせをし、機内設備の点検やセキュリティーチェックを行うことも重要な任務です。日本語も含めた高い語学力が求められるばかりではなく、多くの乗客の要望に対応できる機転と万が一の緊急時にも冷静に対処できる判断力、そして長時間の労働にもめげない体力も必要とされます。海外へ向かう国際線の担当では、時差の問題や長距離の移動からくる疲労に悩まされる人も少なくありません。不規則な勤務時間に対応するためにもオンとオフの切り替えをうまく行えるかどうかが、この仕事を長続きさせる秘訣かもしれません。
大学、短大を卒業後、航空会社へ就職し社内での厳しい訓練を経て実際の勤務ができるようになります。現在では身長や視力に一定の条件を設けている航空会社もあり、また正社員として登用する前に数年間、契約社員としてその適正を見極めるところもあります。華やかなイメージから人気の集まる職業なので、就職までのハードルは高く、非常に倍率の高いことが特徴として挙げられます。
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